変身する敵を作る

バトルの途中で変身する敵キャラの作成方法について解説します。

実行内容の設定

敵キャラを変身させるには、イベントコマンド[敵キャラの変身]を設定します。

変身する敵キャラと、変身後の敵キャラを指定すれば設定完了です。


●変身前後で名前は同じだが敵 ID は異なり、形態が変わる


●魔王とバトル開始


●ある程度戦ったところで「お遊びはこれまでだ」と魔王


●魔王、最終形態に変身。そして、死闘が始まる

変身させる際の注意点

[敵キャラの変身]は設定自体は簡単なのですが、注意すべき点があります。

HP と MP は変身前のまま
敵キャラは変身すると、画像だけでなく、能力値や特徴、行動パターンがすべて変身後の敵キャラに設定されているものになりますが、HP と MP だけは変身前のままです。例えば、HP 100 の敵キャラが HP 10000 の敵キャラに変身した場合、変身後の最大 HP は 10000 ですが、その時点での HP は 100 のままです。ですので、変身前と変身後の HP や MP の差が激しい場合は、[敵キャラの変身]の後で[敵キャラの全回復]などを使って、変身後の最大 HP、最大 MP の数値になるようにしてください。
画像の座標は変わらない
変身前と変身後の画像の表示座標は変わりません。したがって、変身前の配置位置次第では、変身後の画像が画面から見切れてしまったり、サイドビューの場合アクターと重なったりしてしまうことがあります。ですので、「戦闘テスト」で確認をしてみて、このような問題が起きるようであれば、変身前の配置位置を調整してください。


●変身前の配置位置次第では、変身後の画像が画面から見切れてしまったり、アクターと重なったりしてしまう