テロップを表示する

オープニングのメッセージやモノローグ、ナレーションなど、文章を画面の下から上へとスクロールして表示するテロップの作り方を解説します。

 

イベントコマンド[文章のスクロール表示]

テロップの表示には、イベントコマンド[文章のスクロール表示]を設定します。

文章
表示する文章を入力します。制御文字も使えますので、文字色の変更や文字サイズの変更などが可能です。
速度
文章のスクロール速度を設定します。
早送りなし
文章のスクロールは、決定ボタンを押していると早送りされるのですが、ここにチェックを入れると早送り出来なくなります。

イベントの作成例

では、テロップを表示するイベントを作成してみましょう。

話しかけると「一曲いかがですか」と尋ねられ、「はい」と答えると、文章がスクロールされて歌詞が流れるという仕組みです。


●選択肢が表示される


●「はい」を選ぶと、勇者の伝説を唄いはじめる

テロップを流す前に BGM を変更するなどすると、より雰囲気が出ることでしょう。

なお、テロップの表示が終わるまでは、[文章の表示]と同様、アクターは動くことが出来ませんが、自律移動するイベントは動き続けます。これを止める方法は、後にスイッチという要素と、イベントページを切り替える方法をこの講座で紹介しますので、それを読みながら各自考えてみてください。 《→スイッチの基本操作