アイテムタイプを設定する
アイテム作成の最後に、後回しにしていた[アイテムタイプ]を設定しましょう。
アイテムタイプの設定
[基本設定]の[アイテムタイプ]は、次の 4 つの中から 1 つを選んで設定します。
- 通常アイテム
- 主に回復アイテムなどの一般的なアイテムに設定します。
- 大事なもの
- 主にゲームの進行に関わるようなイベントアイテムに設定します。
- 隠しアイテムA
- 特殊な用途に使用されるアイテムに設定します。
- 隠しアイテムB
- 隠しアイテムA同様、特殊な用途に使用されるアイテムに設定します。
サンプルアイテムの「ハーブクッキー」は一般的なアイテムですので、初期設定のまま[通常]に設定します。これで、「ハーブクッキー」の作成は完了となります。
[通常アイテム]と[大事なもの]の違い
[アイテムタイプ]のうち、隠しアイテムは後述することにして、まずは、[通常アイテム]と[大事なもの]について説明します。
[通常アイテム]と[大事なもの]には次のような違いがありますので、設定の参考にしてください。
メニュー画面
ゲーム中、メニュー画面で[アイテム]コマンドを選んで所持アイテムを表示した際に、アイテムが表示される場所が異なります。
- 通常アイテム
- [アイテム]カテゴリーにアイテムが表示されます。
- 大事なもの
- [大事なもの]カテゴリーにアイテムが表示されます。
このように、メニュー画面では表示されるカテゴリーが異なるだけで、どちらに設定していてもアイテムを使用することは可能です。
バトル画面
バトル中、[アイテム]コマンドを選んで所持アイテムを使用出来ますが、バトル中に使用出来るアイテムであれば、[アイテムタイプ]に関係なくすべて表示されます。(これは隠しアイテムも例外ではありません。)
イベントコマンド[アイテム選択の処理]
イベントコマンド[アイテム選択の処理]を使用すると、イベント中にアイテムウィンドウを開いて使用するアイテムを選択することが出来ます。ここで、[通常アイテム][大事なもの][隠しアイテムA][隠しアイテムB]と、どのカテゴリーに属するアイテムから選択するかを設定する必要があります。[大事なもの]なら大事な物の中のみ、[通常アイテム]なら通常アイテムのみの選択肢となり、ひとつのカテゴリーからしか選べません。
上のスクリーンショットは、[大事なもの]を表示しているところです。
詳しくは、イベント編にて解説します。《→アイテムを選んで渡すイベントを作る》
[隠しアイテムA][隠しアイテムB]について
隠しアイテムは、メニュー画面に表示されることのない、特殊なアイテムです。 これは主にイベントコマンド「アイテム選択の処理」で使うことを想定して作られたカテゴリーです。
隠しアイテムの名前に特殊な名前を入れて「アイテム選択の処理」を行うことで、それほど難しい処理を行わずに、特殊な選択肢を作ることが可能になります。