スキルタイプや属性の設定という下準備が終わりましたので、ここからは実際にスキルを作成していきましょう。スキルの作成はデータベースの[スキル]タブで行いますので、[スキル]タブに切り替えておいてください。まずは、どんなスキルを作成する場合でも共通する部分の解説です。
なお、 ID:001 に登録されている「攻撃」は[攻撃]コマンド選択時に、ID:002 に登録されている「防御」は[防御]コマンド選択時に使用されます。
まずは、[基本設定]の項目から設定していきましょう。
ここではサンプルとして、敵単体に防御力を無視して強力なダメージを与える剣技「ブレイクダウン」というスキルを作成してみます。
●剣技なのでスキルタイプには[特技]を選択しておく
これで、基本設定の項目への設定は終了となります。
続いて、[発動]の項目を設定していきます。
命中タイプは、次の 3 つの中から 1 つを選んで設定します。それぞれに特徴がありますので、作りたいスキルに合った命中タイプを設定してください。
基本的には、「特技」には[物理攻撃]を、「魔法」には[魔法攻撃]を設定し、一部の特別なスキルに[必中]を設定します。また、回復魔法は、回避されたり「魔法反射」されたりすると困るので、[必中]を設定すると良いでしょう。
サンプルスキル「ブレイクダウン」では、このように設定してみました。
●TP をすべて消費して放つので、得 TP は 0 にしておく
戦闘中、スキルを使用した際に表示されるメッセージを設定します。
下にある 3 つのボタンをクリックすると、メッセージを自動的に設定することが出来ます。
「~を唱えた」、「~を放った」、「~を使った」の 3 種類のメッセージを自動的に設定出来ますので、基本的にはこの方法で設定するのが楽でしょう。
メッセージ入力欄に手動で入力することも可能です。
自動設定では設定出来ないメッセージを設定したい時や、2 行目にもメッセージを設定したい時は手動で設定してください。ただし、1 行目の冒頭には必ず使用者の名前が入りますので、そのことを踏まえた上で設定するようにしましょう。
サンプルスキル「ブレイクダウン」では、このように設定してみました。
スキルを使用するために必要な武器タイプを設定します。例えば、ここに「剣」を設定すれば、「剣」を装備していないとスキルを使用出来なくなりますので、「剣を装備していないと剣技は使えない」ということを再現出来ます。基本的には[なし]のままにしておき、特定の武器を装備していないと使えないスキルにのみ、必要な武器タイプを設定すると良いでしょう。
サンプルスキル「ブレイクダウン」は「剣技」ですので、「剣」を装備していないと使えないように設定してみました。