きみは勇者じゃない！２
～ニルスのお仕事～

作／ブラック・ウルフ（當間春也）

ある事をきっかけに村を破壊してしまったニルス。
みんなのために、そして自分の行ないを反省するために、彼は村の仕事を手伝って恩返しをしていた。
勇者サリアはいまごろ、どこでどうしているだろう……。
前作で勇者が旅立ったあとから続く、平凡な村の青年の物語。

※本ゲームのみ無料で配布しています！→ ダウンロード

“RTPだけで作る”という依頼で制作しました。スクリプトには一切手をつけず、画像も加工していません（キャラクター生成機能は使いました）。デフォルトの機能だけを使って工夫した、イベントやマップの数々を見てください。普通に作っても、面白いゲームが自然とできてしまう、それが『RPGツクールVX Ace』への私の実感です。こういう機能があればいいなと思っていたものが最初からある、かゆいところに手が届いたツクール。それらの機能をゲーム中に散りばめているので、遊びながらどんなことができるか学べると思います。

ベスティオールの冒険者

作／パラ犬

――願いは叶わないし、祈りは届かない。

それは、人々が希望を忘れ、願いの力が失われた世界。
ウサビトの少年・イデルは、冒険者に憧れていました。
しかし、力を持たないウサビトでは、そのスタートラインに立つことすらできません。
道を見失い、途方に暮れていたとき、イデルはトカゲビトの冒険者と出会います。
彼はイデルに告げました。
ベスティオールという名の山の頂上に、願い事を何でも叶えてくれるクリスタルがある、と。

ファンタジーといえば亜人種！　というわけで、異種族たっぷりのRPGに仕上げました。キャラクター生成の服パーツを利用して歩行グラフィックを作ってあります。
余計な移動や待ち時間を極力省き、ストーリーのテンポと操作性に気を配りました。
一直線に頂上を目指すもよし、寄り道で仲間を集めたりキャラクターを強化したりして敵をなぎ倒すもよし、お好みのペースで楽しんでください。

さくさくサーガ

作／ゆわか

勇者の子孫と、主にその仲間達が織り成す、正統派（？）RPG。
魔王を打ち滅ぼし、大地に平和を取り戻すことができるでしょうか。 敵弱め、マップ小さめで、さくさく進めます。戦略より、物語が主体のゲームです。
イベントコマンドをちょっぴりだけ解説した、テスト小屋がワールドマップのどこかに。

勇者と心の鍵

作／神無月サスケ

ある平穏な村に住むマイペースな青年、アルス。ある日の教会での神託で彼は世界を救う勇者であると告げられる。驚く村の人々。なぜなら、彼は悪しき精霊にとりつかれ、心の病を抱えておりとても勇者に相応しい人物だとは思えなかったからだ。
勇者であると告げられた当の本人、アルスは相変わらずマイペースだった。そんな彼の数少ない理解者の一人、幼馴染のリンダがアルスを支えることになった。勇者としての務めを果たすのに前向きでないアルスをうまい具合に引っ張り、問題を解決していくために二人で旅立つことができたのだった。
アルス達は旅先で仲間に出会い、また、世界を牛耳る悪の存在を知る。最初は乗り気でなかったアルスも、徐々に自分の使命に目覚め、魔王を倒すことを決意するのであった。 『RPGツクールVX Ace』の機能を使い、ごく自然に作られたゲームです。
あまり凝ったことをしようとしなくても、このツクールではこのくらいの作品が自然に簡単に作ることができてしまうのです。
本作のプレー時間は２時間程度ですが、そのなかに、本ツクールならではの機能を垣間見ることができると思います。たとえば、戦闘でTPというパラメータが存在します。このシステムはあらかじめツクールに用意されているものです。本作品では、このシステムをうまく導入し、戦闘をこれまでのツクールとはひと味違ったスリリングで戦略性の高いものに仕上げています。
また、個性あるシナリオにも注目です。勇者が出てくるお決まりの話、と思ったらそうではありません。かといって単なるギャグでもなく、あなたの意表を突くことは間違いありません。
様々なゲームの要素を楽しんでください。