新しいマップが作成出来たら、いよいよマップ作りの本番です。マップの編集を行っていきましょう。
ここでは、マップの編集に関する基本的な内容を解説します。
マップを編集するためには、マップ編集モードにする必要があります。画面上部にあるアイコンボタンの中から[マップ]ボタンをクリックしましょう。アイコンがオレンジ色の四角に囲まれていれば、マップ編集モードに切り替わった証拠です。
なお、プロジェクトの新規作成直後は、すでにマップ編集モードになっています。
マップは、マップタイルと呼ばれるタイルの集合体で構成されており、このマップタイル 1 つずつに、キャラクターが通行出来るかどうかといった設定がなされています。これらのタイルをマップに置くことで、マップの作成を行っていくことになります。
タイルパレットには、様々なマップタイルが並んでいますので、ここからマップに置きたいタイルをクリックして選びます。また、タイルパレット内をドラッグすることで、一度に複数のマップタイルを選ぶことも出来ます。
タイルパレット上にあるタイルにマウスカーソルを合わせると、ウィンドウ左下にマップタイル名が表示されますので、マップタイル選びの参考にしてください。
タイルパレットには、すべてのマップタイルが表示されていません。そこで、タイルパレットの下にある A ~ E(初期状態では A ~ B もしくは C )のタブをクリックすると、タイルパレットに表示するマップタイルのセットを切り替えることが出来ます。
タイルパレットで選んだタイルをマップ上に配置するには、描画ツールを使用します。
画面上部にあるアイコンボタンの中から、使いたい描画ツールのボタンをクリックしましょう。
それぞれの描画ツールの機能は以下の通りです。
では、マップエリアにマップタイルを配置していきましょう。配置したマップタイルは、同じ位置に別のマップタイルを配置することで何度でも修正出来ますので、難しいことは考えずに配置していくことが出来ます。
使用する描画ツールは、普段は[鉛筆]を使用し、必要に応じて他の描画ツールを使用すると作業効率が高まります。
●[鉛筆]ツールで輪郭を書いてから、[塗りつぶし]ツールで塗りつぶす
また、タイルパレットから一度に複数のマップタイルを選んでから配置すると、作業が楽になります。
建物や壁などのマップタイルを配置すると、自動的に影が作られ、マップの臨場感が増します。
(セット A の上から 7 段目から 16 段目のマップタイルを置いた時に影が作られます)
VX Ace では、描画ツール[影ペン]を使うことで影を自由につけたり、消したりすることが出来ます。
[影ペン]では、タイルパレットからマップタイルを選ぶ必要はありません。影のない位置をクリックするだけで影がつけられますし、反対に影のある位置をクリックすれば影が消えます。
自動的に作られる影も[影ペン]で消すことが出来ますので、気に入らない位置に影が作られてしまっても安心です。