バトルイベントについて
ここでは、「バトルイベント」の基本的な解説を行います。
バトルイベントとは?
「バトルイベント」とは、文字通りバトル中に発生させる出来事のことで、会話イベントのようにプレイヤーの目に見えるものから、敵の HP をこっそり回復したりといったプレイヤーの目に見えないものまで、バトル中に強制的に行うすべての出来事を指します。
「マップイベント」は、その出来事を発生させたいマップ上に作成しましたが、「バトルイベント」は、その出来事を発生させたい敵グループに作成します。
データベースの[敵グループ]タブの下半分にある[バトルイベント]の項目が、「バトルイベント」を作成する場所です。
敵グループに作成する以上、その敵グループがザコ敵として使われる場合は、その敵グループとバトルになるたびに条件を満たせばバトルイベントが発生することになります。
バトルイベントの基本
「バトルイベント」は、「マップイベント」とは多少異なる部分がありますが、基本的には「マップイベント」と同様の感覚で設定することが出来ます。
- ①イベントページ操作ボタン
- イベントページを作成したりコピーしたりします。「マップイベント」と同じ機能です。
- ②ページ番号
- イベントページのページ番号です。「マップイベント」と同じ機能です。
- ③条件
- バトルイベントの実行条件を設定します。条件を満たしたページが複数ある場合は、「マップイベント」とは異なり、ページ番号の最も小さいページが有効となります。
- ④スパン
- バトルイベントが実行される間隔を設定します。後で詳しく解説します。
- ⑤実行内容
- バトルイベントの実行内容をイベントコマンドを使って設定します。バトル中は無効となるイベントコマンドもありますが、設定方法自体は「マップイベント」と同じです。
[スパン]について
- バトル
- バトル中、1 回だけ実行されます。それ以降は条件を満たしていても実行されません。
- ターン
- 1 ターンに 1 回だけ実行されます。それ以降は条件を満たしていても、次のターンになるまで実行されません。
- モーメント
- 条件を満たしている間は、実行され続けます。
[条件]について
[条件]をクリックすると、以下のウィンドウが開きます。
●ターンや、スイッチや、敵キャラやアクターの HP による条件の設定が可能
マップイベントと同様に、複数選択が可能で、例えば[ターン終了]と[ターン]にチェックを入れた場合、指定されたターンの終了時のみに条件が判定されます。
●ターン数は、A + B × X の形式で入力。特定のターンの時は B を 0 にして指定する
0ターンについて
バトルイベントの[条件]指定出来る[ターン数]で、例えば「A + B × X」の A 、B ともに 0 を指定した場合などに、「0 ターン」が指定可能です。これは、バトル開始後、最初のコマンド入力が行われるまでの間を指します。