データベースとは？

主人公のデータ、敵のデータ、アイテムのデータ。そういった様々なデータをまとめて管理しているのが「データベース」です。

MV では、あらかじめサンプルデータが登録されていますが、あまり数は多くありません。このため、オリジナルのデータを作成する必要があります。そこで、このデータベース編では、オリジナルデータの作成について解説していきます。

データベースを開く

データベースを開くには、画面上部にあるアイコンボタンの中から［データベース］ボタンをクリックします。すると、［データベース］ダイアログボックスが表示されます。

［データベース］ダイアログボックスは、全部で15の項目に分かれており、左部にあるタブをクリックすることで項目を切り替えます。

データの編集は、編集したいデータの項目に切り替えてから行います。そして、右下にある［OK］をクリックすれば、［データベース］ダイアログボックスが閉じて、編集した内容が作成中のゲームに反映されます。

［システム］、[タイプ]、［用語］以外の項目では、左側にデータの ID（管理番号）と名前のリストが表示され、右側にそのデータ項目の内容が表示されています。データを編集する際には、左側のリストから編集したいものをクリックし、右側に表示される設定項目を編集するという流れで行います。

●（A）データリスト　（B）設定エリア

左側のリストにあるデータ項目で右クリックするとポップアップメニューが表示され、そこからコピーや貼り付けなどの操作を行うことが出来ます。

データ項目は、最大数以上には登録出来ません。その最大数を変更するには、リストの下にある［最大数の変更］ボタンをクリックします。

すると、ダイアログボックスが表示されますので、最大数の数値を入力して［OK］をクリックすれば、最大数が変更されます。最大数を減らした場合は、その数を超える既存のデータ項目はすべて削除されます。

なお、最大数の変更は、やり直しが効かないため、一度最大数を減らして削除してしまうと、元に戻すことが出来ないため、特に注意が必要です。

対策としては、失われては困るデータの変更をした場合は、［適用］を押して状態を更新するように習慣づけ、間違えて消してしまったときは、データベースを［キャンセル］して削除前の（［適用］を押した直後の）状態に戻す、といったやり方が挙げられます。

●スキルの最大数を 10 から 20 に増やすと、0011 ～ 0020 に新しいデータを登録出来るようになる

最大数は 2000 まで設定出来ますが、最大数を増やせば増やすほどゲームの実行に必要なメモリサイズが増加し、ゲームデータの読み込み速度も遅くなってしまいますので、無意味に最大数を増やすことはせず、必要な数だけ増やすようにしましょう。

[Shift] キーを押しながら項目を選択することで、一度に複数の項目をコピーすることが出来ます。

例えば ID:0003 の項目を選択した後、[Shift] キーを押しながら ID:0007 の項目を選択すると、間に挟まれた全ての項目を選択できます。その状態で [コピー] を行い、貼り付けたい位置で［貼り付け］を選択すれば、複数の項目が一気に貼り付けられます。

●ID:0003 から ID:0007 の 5 項目分のコピーを行い ID:0011 に貼り付けると、ID:0003 ～ ID:0007 までの項目が ID:0011 ～ ID:0015 にコピーされる。