04ユーザビリティの強化

プラグイン管理画面の強化

RPGツクールMZ(以下MZ)では、RPGツクールMV(以下MV)で追加された『プラグイン』の利点を継承しつつ、より使いやすくするための様々な機能が追加されています。

画面下部に警告メッセージが表示

ベースプラグインが登録されていないとき

MZ向けに作成したプラグイン以外が登録されているとき

プラグインの順序が間違っているとき

存在しないプラグインが指定されているとき 等

配布元URLを追加

さらに個々のプラグイン登録画面には配布元URLが追加されました。リンクをクリックすると配布元にジャンプできます。これで更新やバグ修正を見逃したり、どこから取ってきたか分からなくなることもありません。

プラグインコマンドを大きく刷新

大きく刷新されたのがプラグインコマンドの仕様です。MZのプラグインコマンドは、『プラグイン名』と『コマンド名』をプルダウンから設定でき、さらにパラメータもそれぞれ指定された値を入力する形になりました。コマンド名やパラメータの指定方法、順番などで悩む必要はもうなくなり、オリジナルのイベントコマンドが自分の手で作れる、そして使えるようになったも同然の機能となっています。もちろん各パラメータも、プラグインパラメータと同じ仕様で『数値入力』や『プルダウン選択』などパラメータの種別に応じた入力方法となります。さらに、MVには存在しなかった『複数行テキスト』も入力可能です。

コアスクリプトのバージョン選択機能

制作時にコアスクリプトのバージョンを選択可能になりました。アップデートがあった際に、ゲームフォルダの
jsファイルを手動で上書きする必要がなくなります。