ここでは、「コモンイベント」の基本的な解説を行います。
コモンイベントとは?
「コモンイベント」とは、「コモン(共通)」とあるように、マップ上、バトル中などを問わず、ゲーム中ならいつでも実行することが出来るイベントです。「コモンイベント」を使わずともゲームを作ることは出来ますが、使うことで作業効率が上がったり、これまでには作成出来なかったイベントを作成することが出来るようになります。
「コモンイベント」は、データベースの[コモンイベント]タブに作成します。
コモンイベントの基本
「コモンイベント」は、イベントページを作成することは出来ませんが、「マップイベント」と同様の感覚で設定することが出来ます。
- ①名前
- コモンイベントの名前を入力します。ゲーム中に表示されることはありません。
- ②トリガー
- イベント実行のきっかけを設定します。[なし]は、他のイベントから呼び出して使用します。[自動実行]、[並列処理]は、実行条件が満たされた時に実行が行われます。それぞれの機能の違いは、「マップイベント」と同じです。
- ③条件スイッチ
- [トリガー]が[自動実行]、[並列処理]の時に、実行を開始する条件となるスイッチを設定します。ここで設定したスイッチが ON になっている時に、コモンイベントの実行が行われます。
- ④実行内容
- コモンイベントの実行内容をイベントコマンドを使って設定します。設定方法自体は「マップイベント」などと同じです。
コモンイベントの実行方法
コモンイベントは、[トリガー]の設定によって実行方法が異なります。
- [なし]
- スキルやアイテムの特徴に設定する[コモンイベント]で呼び出すか、マップイベントやバトルイベントに設定されたイベントコマンド[コモンイベント]で呼び出すことでイベント内容が実行されます。
- [自動実行]、[並列処理]
- [条件スイッチ]に設定したスイッチが ON になると、マップ上でのみイベント内容が実行されます。