建物の外と中とを繋ぐ扉など、別のマップ同士を繋ぐ扉ではなく、同じマップの中にある小部屋の入口用の扉を作ってみましょう。
扉を開いた後は、扉のあった場所を通行出来るようにしないといけませんので、そのためにイベントコマンド[イベントの一時消去]を使って、イベントを一時的に消去してしまいます。すると、その場所はイベントが作成されていない状態になりますので、問題なく通行出来るようになるというわけです。
なお、あくまでも「一時」消去ですので、別のマップに移動してから再び戻ってくると、イベントは元に戻っています。
まずは、扉を作成したい位置にマップイベントを作成します。内装用の扉グラフィックは「!Door2」や「!Other3」に収録されていますので、使いたいグラフィックを選択します。続いて、[向き固定]にチェックを入れて扉のグラフィックがおかしくならないようにしておきましょう。
扉を開ける際の[トリガー]は[決定ボタン]、[プレイヤーから接触]のどちらでも構わないのですが、扉を開くためにいちいち決定ボタンを押すのは面倒ですので、ここでは[プレイヤーから接触]を選択しておきます。
あとは、[実行内容]の設定です。
扉が開く音を[SE の演奏]で設定し、その後で[イベントの一時消去]を設定します。
基本的には、これだけで問題ないのですが、[ウェイト]で少し間を取ることで扉を開ける動作をした感じを出しています。これは完全に好みの問題ですので、テストプレイでチェックをしてみて、[ウェイト]の時間を変更するなり、なくするなりしてみてください。
●部屋の入口に扉がある
●扉に触れると扉が開く(扉イベントは一時消去される)
●別のマップから戻ってくると、扉は開く前の状態に戻っている