基本設定を行ったあとは、アイテムの効果を設定していきましょう。[アイテム]タブには、[基本設定]以外にも様々な設定項目がありますので、それらの項目について解説します。
アイテムの発動に関する設定項目です。
サンプルの「ポーション+」の[発動]は、アニメーションを設定する以外は初期設定のままとしました。成功率が 100% で必中タイプですから、アイテムを使用すれば必ず効果が発揮されます。
対象者に与えるダメージ量や回復量に関する設定項目です。ここでは、計算式を使ってダメージ量や回復量を設定出来ますが、アイテムではあまり使用しませんので、今は一切設定せずに無視をして構いません。詳しくは、スキル作成のページで解説します。《→計算式を設定する》
サンプルの「ポーション+」でも、この項目は一切設定をしません。
アイテムを使用した際の様々な使用効果に関する設定項目です。基本的にアイテムでは、ここで使用効果を設定します。
リスト内でダブルクリックすると、[使用効果]ダイアログボックスが表示されます。様々な使用効果は、このダイアログボックスで設定していきますので、サンプルの「ポーション+」にも使用効果を設定していきましょう。
HP や MP などを回復させる使用効果は、[回復]タブで行います。回復量は、「最大値に対する割合+一定値」で設定しますので、HPを 500 回復させるわけですから、0% + 500pと設定しましょう。
そして、[OK]をクリックするとダイアログボックスは閉じられ、使用効果リストに設定した内容が表示されます。
ちなみに、最大 HP の 30% 回復させたい場合には、30% + 0p と設定します。
続いて、毒状態を治療する使用効果を設定します。リストで空欄になっている部分をダブルクリックして[使用効果]ダイアログボックスを開き、[ステート]タブに切り替えます。
ここでは、対象者に対して様々なステート(状態)を付加したり、解除したりすることが出来ます。「ポーション+」では毒状態を治療したいわけですから、[ステート解除]のリストから[毒]を選択し、100% と設定します。
あとは、[OK]をクリックすれば使用効果リストに設定した内容が表示されます。
このように、[使用効果]には複数の効果を設定出来ますので、必要に応じて使用効果を追加設定していってください。
これで、アイテムの使用効果の設定は終了となります。