データベースでは、新要素やゲーム画面に関わる設定が増えています。
より多彩なスキル・アイテムが作成できるよう、次の改良を実施しました。
対象を選択する「範囲」に専用のダイアログボックスが追加され、次の範囲が選べるようになりました。
使用効果「コモンイベント」が複数設定されている場合、設定したコモンイベントがすべて実行されるようになりました。
アクターや武器などで設定できる特徴に「攻撃スキル」を追加しました。
通常、戦闘中に「攻撃」コマンドを選択すると、スキル1番が発動します。
新たに追加された特徴「攻撃スキル」を設定すると、「攻撃」コマンドで発動するスキルが、設定したスキルになります。
装備することで一般的な攻撃とは異なるスキルが攻撃時に発動する武器を作成するといった使い方が可能です。
なお、この特徴により攻撃コマンドでスキルを発生させた場合、そのスキルで設定した消費MPや消費TPも反映されてしまいます。
攻撃時に無コストでスキル発動したい場合は、消費MPや消費TPに0を設定した同じ効果・メッセージのスキルを別に作成し、設定しましょう。
効果や表示されるメッセージが同一のため、プレイヤーには未消費でスキルを発動したように見せることが可能です。
敵グループで配置した敵キャラを選択時、敵キャラクターのIDが表示されるようになりました。
敵グループに複数の敵を配置した場合、配置したキャラを選択するだけでIDが確認できます。
プラグインコマンド等で対象のIDを記述する場合の効率化が期待できます。
ツクールMZではデータベースのシステム項目が[システム1]と[システム2]の2項目となり、設定できる内容が増えました。
タイトルの背景に表示される画像やゲームタイトルの表示有無を決めることができます。また、[コマンドウィンドウ]項目からタイトル画面に表示されるメニューの背景や位置を調整することも可能です。
戦闘画面のレイアウトをフロントビューもしくはサイドビューから選択します。
戦闘形式をターン制もしくはタイムプログレスから選択します。タイムプログレス戦闘とは
新たに3つのオプション項目が追加されました。
[ウィンドウにTPを表示]にチェックを入れることで、メニュー画面にTPが表示されます。
[大事なものの個数を表示]にチェックを入れると、大事なものに分類されたアイテムの所持数が表示されるようになります。
[オートセーブを有効化]のチェックを外すことでオートセーブ機能の無効化も可能です。
オートセーブ機能
チェックを外した項目がメニュー画面やアイテム画面に表示されなくなります。
ゲーム中に使用するフォントやフォントのサイズ、ゲーム画面の設定、セーブに関わるゲームIDの設定を行います。
「ゲームID」による作品の判別