まずはキャラクターが動き回るためのマップが必要です。マップは、フィールド・街・ダンジョンの3タイプにわかれています。それぞれ、以下のような異なる手順で作成できます。
フィールド
冒険の舞台となる世界地図です。前作と同じく、“タイル”と呼ばれる草原や海などの小さなパーツを配置していくことで好きなように描くことができます。タイルは、下地となる“地形”とその上に置く“地上物”の2種類。これらをパレットから選択したら、あとはタッチペンで自由に配置していくだけです。塗りつぶしなどの機能も備えています。
フィールドの大きさを大中小の3サイズから選べるようになりました。作品の規模に合わせたフィールドマップが作れます。
街
ベースとなる地形をあらかじめ用意されたものから選び、そこに自由に建物を置いていくことで街を作ります。建物内の部屋は、建物ごとに設定されていますので、個別に作る必要はありません。
特定の場面の演出に便利な“特殊マップ”が用意されました。ベースと建物の組み合わせだけでは作成が難しかった場面も、この特殊マップを使えば表現可能になります。
ダンジョン
通路を自由に作ることで、好きな形のダンジョンを作成できます。最大で6階層のダンジョンが作成可能です。通路は、タッチペンでなぞっていくだけで、その軌跡に沿って作られます。開けた空間は、部屋を配置することで表現可能です。配置した時点では部屋と通路は独立していますが、部屋と通路をつなぎたい場所に道を作ることで行き来できるようになります。
今作では、巨大ビルの内部や校内などもダンジョンとして作成します。
『RPGツクールDS+』では、ゲーム中のできごとを“イベント”と呼びます。村人との会話、モンスターとの戦闘、宝箱からのアイテム入手など、これらすべてがイベントです。イベントの動作は“イベント命令”という命令の組み合わせで作成することになります。なお、“宝箱”や“セーブポイント”などといった、何度も作成することになる定型のイベントは、“簡単作成”で種類を選ぶことですぐに作成できるようになっています。
イベントは、マップ上の発生させたい位置に配置します。
さまざまなイベント命令が多数用意されています。
イベント内容はこのような感じで作成します。
別マップ間でイベントのコピー&ペーストができるようになりました。