マップに出現する敵を設定する

マップの一部で出現する敵を設定する

フィールドマップなどで、地域ごとに出現する敵を変えるなど、マップの一部だけに出現する敵を設定する方法を解説します。

マップにリージョンを設定する

まずは、敵を出現させたい地域を設定します。この地域のことを MZ では「リージョン」と呼びます。

リージョンの設定は「リージョン編集モード」で行います。
タイルパレット下にある[ R ]タブをクリックして「リージョン編集モード」に切り替えましょう。

マップの作成と同じ要領で、リージョン設定タイルを配置していきましょう。
同じリージョン設定タイルを置いた位置は、すべて同じリージョンとして設定されます。

同じ敵グループが出現する地域に同一リージョン番号を配置します。
異なるモンスターを出現させたい地域には、違うリージョン設定タイルを使用してください。
一つのマップで、255個までリージョンを設定できます。

敵グループにリージョン範囲を設定する

[マップの設定]から、エンカウントする敵グループを設定する際に、[範囲]の設定で[リージョン ID で指定]を選択します。
出現させたいリージョンの数字(リージョン設定タイルの数字)を入力欄に設定します。

この設定により、登録した敵グループはリージョンの数字が一致したエリアでのみエンカウントすることになります。

森だけに出る敵グループを作る

マップ内の森だけに出現する、ランダムエンカウント設定を作ってみましょう。

まずはタイルパレットの下から[ R ]タブをクリックして「リージョン編集モード」に切り替えます。
今回は森にリージョン設定タイルの10番を割り当てます。

タイルパレットから「10」を選択し、マップ上の森へ配置します。

マップの設定を開き、エンカウント項目に森だけで出現する敵グループを設定します。
[範囲]を[リージョン ID で指定]にし、「 10 」を入力します。

この設定により、リージョン設定タイルの 10 番を配置した森の地域にだけ、この敵グループはエンカウントします。