不具合修正やゲームバランス調整も完了したら、いよいよゲーム公開の準備を行います。
なるべく、「Readme」と呼ばれる、操作説明書を作成してゲームフォルダの中に同梱しましょう。
形式やファイル名に決まりはありません。
こういった内容をまとめておくと、プレイヤーがプレイしやすくなります。
なお、ブラウザでプレイしてもらう場合は、Readme に該当する内容を書いたページを準備しておきましょう。
作成したゲームを公開するために、配布用ファイルを作成しましょう。
ツールバーのメニューから、[ファイル]-[デプロイメント]を選択し、[デプロイメント]ダイアログボックスを表示します。
ゲームのプラットフォームを選択します。
パソコンでプレイするゲームの場合はWindowsもしくはmacOS、Webで公開する場合はウェブブラウザを選択します。
ゲーム公開サイトで配布する場合は、公開サービスの案内に沿って選択しましょう。
「未使用ファイルを除外する」にチェックを入れると、未使用ファイルを削除し、容量を削減することが可能です。
ただし、注意があるため、後述します。
ゲームに使われている画像や音楽を直接再生できないように暗号化します。
ウェブサイトで公開する場合などは暗号化により表示できないことがあるため、注意しましょう。
配布用ファイルを作成するフォルダを指定します。
[OK]をクリックすると、出力先フォルダに必要なファイルが生成されます。
デプロイメントの[オプション]で[未使用ファイルを除外する]を選択する場合、ファイルを扱うプラグインを利用している人は特に注意が必要です。
プラグインで使用しているファイルが「未使用」とみなされて削除されてしまう可能性があり、プラグインが正しく動作しなくなる可能性があるためです。
この問題を避けるために、プラグイン内で必要なファイルを明示するガイドラインが定められています。
プラグイン講座「[未使用ファイルを除外する]機能についてプラグインの対応」にて記載されています。プラグインを作成する人は、必ずこれを守るようにしましょう。